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テトリス DT砲

まずアニメで 2 連発を見る → 下でじぶんの手で撃つ、の 2 ステップ。

ここは「わかる」ための講座です。位置を変えて繰り返し手に覚えさせるのは テトリス 練習 の仕事です。

1 / 5組み終わった形
自動でくり返します

まずここを見る

DT砲 とは何か

DT砲(DT Cannon)は、Tスピン ダブルを撃った直後に Tスピン トリプルを撃つための組み方です。名前の D は Double、T は Triple。開幕から組む形を 開幕DT砲 と呼びます。

    DT砲 が成り立つ 3 条件(まとめ)

    1. 1T ミノを 2 つ撃ち込める形になっていること
    2. 21 発目が TSD(2 段消し)であること
    3. 3消えたあとに TST の穴が現れること(ここが設計の勘所)

    Tスピン そのものの成立条件(回してから固定する・四隅のうち 3 つ)は テトリス Tスピン で扱っています。このページは「2 発つなげる」ところだけを見ます。

    最初のつまずきどころは、1 発目の入れ方です。T ミノが入る縦の隙間は上が塞がっていて、真上からは落とせません

    ① 井戸の上は塞がっている
    ② 左の空きから落として壁ぎわへ
    ③ 左に 2 回まわすと蓋の下へ

    太枠のマスが井戸の蓋、破線が 1 発目の T ミノが入る 4 マスです。蓋があるので真上からは落とせません。左の空きから落として壁ぎわへ寄せ、そこで左に 2 回まわすと、SRS のウォールキックで 2 段落ちて蓋の下へ収まります —— 運んで入れるのではなく、回して押し込むのがこの技の 1 発目です。

    ① 井戸に入った形
    ○ 2 段消える
    ② もう一度回すと下 2 段がそろう

    ここからもう一度回して固定すると、下 2 段がそろって Tスピン ダブル、1,200 点になります。

    仕組みがつかめたら

    下で自分でも 2 発撃ってみる ↓

    やってみる

    じぶんの手で DT砲 を撃つ

    ステップ 1 / 31 発目を運んで TSD

    ← → 移動 Z / X 回転 ↓ 落とす Space 固定

      成立チェック(リアルタイム)

      • 1 発目(TSD)を撃ち終えた
      • 最後の操作が「回転」
      • B2B が乗っている

      最後の操作:まだ何も

      なぜ 2 発目が TST になるのか

      DT砲 のいちばんの勘所は、1 発目を撃つと盤が下がることです。TSD で 2 段消えると、その上に乗っていたブロックがまるごと 2 段ぶん落ちてきます。

      ① 2 段消えて盤が下がる
      ② 2 発目の T を差し込む
      ○ 3 段消える
      ③ 回すと 3 段そろう

      破線で囲んだところが、1 発目を撃ったあとに現れる深さ 3 段の穴です。ここへ 2 発目の T を横から差し込み、回すと 3 段そろいます。

      落ちてきた形の中に、今度は深さ 3 段の穴が現れます。ここへ 2 発目の T を入れると Tスピン トリプル。2 発目の置き場所は、1 発目を撃つまで存在しません —— だからこの技は「組んでから 2 手続けて撃つ」形になります。

      2 発目は Tスピン トリプル と同じで、真上からは入りません。回した瞬間に SRS の最後のウォールキックが働いて、T ミノが 2 段ぶん落ちて穴に収まります。

      火力と点数

      DT砲 が選ばれる理由は、この 2 手で出る量です。数字は本編と同じ処理で実際に撃って測ったものです。

      1 発目 TSD 1,200 点 2 発目 TST(B2B) 2,450 点 ふつうの 4 段消し 800 点 ふつうの 2 段消し 300 点

      レベル 1 のときの点で、本編と同じ処理で実際に撃って測った値です。2 発目が跳ねるのは Back-to-Back が乗るため —— Tスピン トリプルの基礎点 1,600 が 1.5 倍で 2,400 点、これにコンボの 50 点が足されて 2,450 点になります。2 発の合計は 3,650 点

      2 発目が跳ねるのは Back-to-Back が乗るからです。Tスピンとテトリス(4 段消し)は「大技」として扱われ、あいだにふつうの消し方をはさまずに連続で決めると基礎点が 1.5 倍になります。TSD → TST はまさにその条件を満たします。

      対戦では合わせてお邪魔 11 段ぶん。テトリス(4 段消し)1 回で送れるのが 4 段なので、その 2 回半を超える量を 2 手で送ることになります。

      開幕DT砲 の組み方

      開幕から組む場合、1 巡目(7 個)で土台を作り、2 巡目で撃つ形 ——「基本形」と呼ばれます —— まで持っていきます。テンプレ集では、基本形が組み上がる確率はおよそ 46.7%とされています。これはハードドロップだけで組める割合で、ソフトドロップを使えばもう少し上がります。

      ① 1 巡目 — 7 個で土台
      ② 2 巡目 — 6 個で仕上げ
      J・L は左、I・O は右

      2 巡(14 個)のうち 13 個で形が出来上がり、余った T ミノがそのまま 1 発目になります。2 発目の T は次の巡から来ます。右の図は 2 巡目で足す 6 個だけ色を付けたもの —— J(青)と L(橙)は左、I(水)と O(黄)は右。S(緑)と Z(赤)は決まった側を持たず、ミノ順や派生によって置き場所が変わります。

      1 巡目は、ホールドを使わずハードドロップだけで組める順番が決まっていますL が S より早く、S が T より早いこと、そして J が Z より早いこと —— この 2 つを満たす順で来たときは、そのまま落とすだけで土台になります。

      この順で来なかったときは、T ミノを先に置く「T先置き(T土台)」という組み方があります。こちらは T が S・Z より早いときに組みやすく、最終形は上とまったく同じです。1 巡目に T・S・Z が早く来たらこちらへ切り替えます。

      3 巡目以降は、残った地形からさらに派生させる型がいくつもあります。まずはこの形を組み切って 2 発撃つところまでを目標にしてください。

      DT砲 の弱点

      火力は大きいぶん、代償もはっきりしています。

      1. 組むのに 2 巡かかる撃つまでに置く 13 手はほとんど点になりません。その間は無防備です。
      2. 地形が高くなる撃つ直前の盤は 7 段ぶん積み上がっています。事故が起きたときの余裕がありません。
      3. 置きミスの立て直しが難しい1 個ずれると 2 発目の穴ができず、TST が入らなくなります。

      実戦では、まず 開幕TSD のように 1 巡で完結する型を確実にしてからのほうが早道です。テンプレ集でも DT砲 は「初心者おすすめ開幕テンプレ 3 選」に入っていますが、組む速度が要る型という但し書きが付いています。

      よくある質問

      Q. DT砲 の「DT」は何の略ですか?

      A. Double と Triple です。Tスピン ダブル(2 段消し)を撃ってから Tスピン トリプル(3 段消し)を撃つので DT砲。開幕から組む形を 開幕DT砲、中盤で組む形を DT砲(途中DT)と呼び分けます。

      Q. 1 発目は撃てるのに 2 発目が入りません。

      A. 2 発目は真上から落としても入りません。深さ 3 段の穴に横から差し込んで回すと、ウォールキックで 2 段ぶん落ちて収まります。入れ方そのものは Tスピン トリプル と同じです。

      Q. 開幕TSD とどちらを先に覚えるべきですか?

      A. 開幕TSD が先です。1 巡で完結して、撃ったあとの盤も低いままなので、失敗しても立て直せます。DT砲 は 2 巡ぶん覚えることになるので、開幕TSD が組めるようになってからのほうが結果的に早く身につきます。

      Q. ここで撃った形は本番でも成立しますか?

      A. します。この講座の盤はテトリス 無料の本編とまったく同じ処理を通しています。盤面を用意しているだけで、判定と得点計算は共通です。

      Q. スマートフォンでもできますか?

      A. できます。画面の釦で操作できるので、キーボードは要りません。

      次にやること

      DT砲 の考え方が通ったら、土台のほうを覚えます。覚えた技は本編でそのまま使えます。